動画生成AIでは必須のカメラアングル用語!生成AI講座【11】動画生成AIで覚えておきたいカメラアングル指定【無課金】

公開日:2026年3月17日 更新日:2026年3月16日

【5】Close Up(クローズアップ)

クローズアップはそのまま「Close Up」でOKです。もっと人物に寄りたい「どアップ」にしたいときは「Extreme Close Up」と指定しましょう。ちなみに「Extreme」とは“過激”という意味です。

生成AI 画角 カメラアングル Close-Up Wide Shot Midium Shot Three Quarter Shot High Angle Low Angle

こちらもドラマでよく使うショットですが、アップの連続は避けましょう

【6】広角(Wide Shot)
Long Shotは人物の全身を見せたいときに使いますが、人物というより場所全体を見せたいときに使うのが広角(Wide Shot)です。さらに広大な風景の中に人物を置くときは「Extreme Long Shot」とすればいいでしょう。

生成AI 画角 カメラアングル Close-Up Wide Shot Midium Shot Three Quarter Shot High Angle Low Angle

Wide Shotは人物の置かれた状況を説明するときに使うといいでしょう。こちらの写真は人物のいる場所全体を見せたいときに使う「Extreme Long Shot」になります

【7】High Angle(見下ろす)/Low Angle(煽り)

通常のドラマの会話では人の目線と同じ「アイレベルショット (Eye-level Shot)」が標準になりますが、何か意図がある場合はカメラの位置を変化させましょう。

たとえば、カメラの位置を高くして見下ろす場合は「High Angle」。人物を煽るときは「Low Angle」になります。これで通常より印象的なシーンになりますよ。

さらに高い位置からのショットは俯瞰になりますが、これは「Bird’s Eye View Shot」と呼ばれます。まさに“鳥から見た風景”という意味ですね。

逆に地面から極端に見上げたショットは「Worm’s-eye View Shot」と表現されます。こちらは“虫から見た風景”という意味です。

生成AI 画角 カメラアングル Close-Up Wide Shot Midium Shot Three Quarter Shot High Angle Low Angle

High Angleは人物の可愛さや不安、弱弱しさなどを表現するの向いています(画面左)。Low Angelは強さや決意、悪人などを表現するのに向いています(画面右)

【8】Over the Shoulder Shot(肩越し)

ドラマで2人の人物が会話するシーンではけっこう使うことが多い「肩越し」ショットは、そのまま英訳した「Over the Shoulder Shot」と表記します。“Shoulder”は肩のことですね。

生成AI 画角 カメラアングル Close-Up Wide Shot Midium Shot Three Quarter Shot High Angle Low Angle

2人の会話シーンでは、人物のバストアップの切り替えしだけでは単調なので、肩越しのシーンも入れてみましょう。2人の位置関係を表現できます

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ドラマや映画では必須のカメラアングルを覚えよう!

いかがでしょうか? 動画生成AIで長尺のしっかりしたドラマを制作するうえで、カメラアングルは非常に重要です。カメラアングルは動画生成時にもプロンプトで指定することも可能ですが、無視されることもよくあります。やはり、静止画生成のプロンプトにカメラアングルも指定しておいたほうが、より自分の意図する動画を生成しやすくなるでしょう。

なお、今回は画像で紹介しませんでしたが、ほかにも以下のようなカメラアングルがありますので、いろいろ試してみると面白いでしょう。

■POV(主観)

人物の見た目(主観)ショットは「POV(Point of View)」と表記します。

■Dutch Angle(ダッチアングル)

カメラを傾けて撮る手法。混乱や不安定さを表現するシーンで使います。

■Hip Level / Cowboy(ヒップレベル / カウボーイ)

お尻あたりの動作を見せるときのショット。西部劇のカウボーイや時代劇の侍など、腰にある武器を使うときに有効です。

■Knee Level(ニーレベル)
走るシーンの足元を見せるときに使われるショット。主人公が逃げる、悪役が迫ってくるシーンなどで使います。

■Ground Level(グランドレベル)
Knee Levelよりさらに地面に近いショット。誰かわからない人物や敵などがゆっくりと迫ってくるシーンに効果的。

※この記事は2026年3月16日時点のものです。生成AIの進化スピードは早いので、今後、大きく変わる可能性があります

(文=すずきあきら)
イメージ写真は生成AIで作成
筆者プロフィール
すずきあきら
編集・ライター。パソコン通信時代からネットワークに接しWi-Fiやインターネット、SNSなどに精通。30年に渡って、パソコンやスマホ関連のムック本や雑誌記事を手がけてきた大ベテラン。格安SIMやスマホなどの記事を得意とするが、最近は生成AI動画の作成にハマっている。