文字だけで思い通りの写真が生成できる!生成AI講座【1】「Gemini」の基本的な使い方【無課金】
実は、画像を使った画像生成が「Nano Banana」の真骨頂!
次に、画像を使用した方法も紹介しましょう。たとえば、女子高生の表情を変えたいときは、先ほど生成した写真をアップロードして「この写真の女性が悲しい表情をしている写真を生成してほしい」と入力してみます。
すると、見事に悲しそうにしている女子高生の写真が生成されました。このとき、従来の生成AIでは、女性の顔や髪型、服装、ぬいぐるみなどが微妙に変化していることがあったのですが、Nano Bananaなら一貫性が保持されているのが分かると思います。

Nano Bananaでは、生成した女子高生のキャラをそのまま「泣いている」「少しむくれている」といった表情を変化させることも可能。しかも、一貫性が保たれています(筆者撮影)
これ以外にも、女子高生の3面図の生成も可能です。プロンプトは「女子高生の「正面」「斜め」「後ろ姿」の3面図を生成してください。ぬいぐるはみなし、背景は白」などとしましょう。
もちろん、このとき顔や髪型、衣装の一貫性が保たれています。3面図を生成しておくと、同じキャラクターでさまざまなポーズやシチュエーションの画像を生成しやくすくなります。もし、この先、実写でマンガや動画などを生成するときは、このキャラの一貫性が非常に重要な機能となります。

一度生成した女子高生キャラの正面、斜め横、後ろ姿などの3面図を生成することも可能です。一貫性のあるNano Bananaなら、このような写真も簡単に生成できます
また、Nano Bananaでは複数枚の写真をアップロードして、どのようにしてほしいかをテキスト入力することで、自分が思っている画像を生成することが可能となっています。
たとえば、男・女の写真を用意して結婚式の写真を生成してみましょう。この場合、プロンプトは複数の写真を扱いますので、AIが「どの写真がどれか?」を認識できるようにする工夫する必要があります。
したがってプロンプトは「状況説明:結婚式を挙げている写真を生成してほしい。写真の説明:画像1を男性の写真とし、画像2を女性の写真とします。作業内容:画像1を画面右に、画像2を画面左に配置して、キリスト教式の結婚式写真を生成してほしい」といった感じで指定しましょう。
すると、一発で本当に結婚式を挙げているような写真が生成されました。なぜか、男女の位置はプロンプトの指定とは逆になっていますが、「右側」「左手」「画面右側の手」といった指示はAIが混乱することが多いようです。もちろん、元写真の顔や髪の感じは一貫性が保たれていますよ。

Nano Bananaでは複数の写真をアップロードして、複雑な状況の写真を簡単に生成することができます。ただし、生成AI側が「どの写真がどれなのか?」が分かるようにプロンプトを書く必要があります

今回は、男女の写真を用意して、結婚式を挙げている写真を生成してみました。もし、これを自力で生成しようと思ったら、かなり大変な作業になりますが、生成AIなら数十秒でできてしまいます!
次に、先ほど生成した女子高生の衣装をチェンジしてみましょう。まずは、パーカー、ジーンズ、厚底靴の写真を用意します(これも生成AIで作成可能)。これらをすべてアップロードしたうえで「この写真の女性(制服姿)の衣装を変更した写真を生成してほしい(ぬいぐるみは持ったまま)。衣装はピンクのパーカー、ジーンズ、ピンクの厚底靴です」というプロンプトを入力しましょう。
すると、見事に女子高生の衣装がチェンジされました。これぞ、Nano Bananの真骨頂ですね。
このように、無料で使えるNano Bananaでもかなりのことができます。しかし、Nano Banana Pro(思考モード)のほうが、もっと複雑なプロンプトにも対応でき、自然で画質もいいので、もし、本格的に画像生成を行いたい場合は有料版を利用するのもアリでしょう。通常の「Proプラン」は月額約2,900円ですが、「Google AI Plus」なら月額約1,200円と、半額以下で1日30~50枚ほど生成可能になりますよ。

Nano Bananaなら、女子高生の服を変更することも簡単にできます。今回は、女子高生、パーカー、ジーンズ、靴の4枚の写真を読み込ませて、プロンプトで衣装替えを指示しました

まったく破綻することなく、女子高生が指定したパーカーやジーンズ、靴を履いています。なぜか、ぬいぐるみはやや小さくなっていますが、これが数十秒で簡単にできるのが革命的ですね。もちろん、女子高生の顔や髪型はキープされています






















