シャイな主人公とコスプレギャルのラブコメの聖地!【更新・アニメ2期追加】【聖地巡礼】第15回『その着せ替え人形は恋をする』– 岩槻周辺を探訪!
数年前からファンの間では、作中に登場する地域を巡る“聖地巡礼”が定番イベントとなっている。そこで今回は、2022年にアニメ化され2025年に2期が放送された『その着せ替え人形は恋をする』の聖地を追加更新! 2期で判明した新たな聖地を詳しく紹介しよう。
『その着せ替え人形は恋をする』の舞台は岩槻や千葉・大宮周辺!
※アニメ2期の聖地を追加(2026年2月1日)
『その着せ替え人形は恋をする(そのびすく・どーるはこいをする)』(以降:着せ恋)の原作は福田晋一氏の人気マンガ。スクエア・エニックスから発行されている「ヤングガンガン」に2018年から連載され、2025年7月には最終15巻が発行されて完結した。
一方、「着せ恋」のアニメ放送は2022年1月からスタート。キャラクターの細かな動きや心情の変化など、丁寧な動画と演出で多くのファンを獲得した人気作品となっている。作中では雛人形で有名なさいたま市の「岩槻」という地名は出ていたが、このアニメ化によって学校などの詳細な聖地が判明している。
着せ恋の主人公「五条 新菜(ごじょう わかな)」は、実家が岩槻にある老舗人形店の一人息子。五条はシャイな性格で友だちも少なく、家業を継ぐために雛人形制作の修行をしながら高校に通っていた。
ある日、五条は同じクラスのギャル「喜多川 海夢(きたがわ まりん)」がコスプレ衣装を制作していることを知る。そのコスプレ衣装があまりにも酷い仕上がりだったため、五条が代わりにコスプレ衣装を制作することから始まるラブコメディとなっている。
作中では、キャラクター同士がコスプレを通してほかのコスプレイヤーたちと交流をしたり、衣装製作や化粧のテクニックが人形制作にも活かせたりと、登場キャラの成長が分かる丁寧なストーリーで、アニメ版「着せ恋」はファンの心を掴んだ名作なのだ。
そこで今回は、アニメ2期が2025年7月に放送され新たに判明した聖地を追加! 大宮公園やコスプレ撮影を行ったスタジオ周辺などを紹介しよう。
●ヤングガンガン『その着せ替え人形は恋をする』は→こちら
●アニメ『その着せ替え人形は恋をする』公式サイトは→こちら
●Amazonプライムビデオ『その着せ替え人形は恋をする』は→こちら
岩槻やモデルとなった学校ではマナーを守って聖地訪問を!
着せ恋の舞台となっている岩槻は人形制作が盛んな地域だが、工房は住宅街のど真ん中にある。そのため、訪問にはそれなりの配慮が必要となる。
とくに、主人公のモデルとなった人形店やモデルの学校では注意してほしい。着せ恋ファンなら作品の評判を貶めないよう、十分に気を付けて聖地を楽しんでほしい。
聖地巡礼には必ず下記を遵守し、周辺住民の迷惑にならないようにしよう。
1.景観を荒らさず、環境を保つ(ゴミなどは持ち帰る)
2.立ち入り禁止&撮影禁止の場所を事前に確認し、私有地には勝手に立ち入らない
3.住宅街では騒がず静かに! 撮影も速やかに済ませること
4.写真をSNSなどにアップするときは、写っている人物にボカしをかけてプライバシーに配慮する
【更新】■東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑駅
アニメ2期の第13話で、五条と海夢がバニーコスのために借りたスタジオの最寄り駅が東京メトロ丸ノ内線の「新宿御苑駅」。2番出入り口周辺がアニメ内で登場する。ただし、アニメ内に登場した撮影スタジオは現在閉鎖されている。
新宿御苑駅の2番出入り口は、池袋行きホームの先端に設置されている出入り口なので、逆側のホームに到着した場合は一度地上に出てから移動したほうが早いかもしれない。


2番出入り口の隣りにあるビルの雰囲気もアニメ内でしっかりと描かれているぞ(筆者撮影)
【更新】■和田倉噴水公園
アニメ2期の第14話で海夢が読モとして仕事をしている公園は、皇居外苑の「和田倉噴水公園」。公園内にある特徴的なアーチやオブジェの形、和田倉橋がアニメ内で再現されている。
和田倉噴水公園は、東京メトロ「大手町駅」が最寄り駅だが、路線や出入り口がたくさんあるのであらかじめ確認してから行くようにしよう。和田倉噴水公園の近くには和田倉門跡の石垣などが見られ、観光で訪れても十分楽しめるぞ。



和田倉噴水公園は大きな噴水公園。常に水が張られ、周辺のビジネスマンにとっても綺麗な憩いの場となっている(筆者撮影)
【更新】■ポンメガネ大宮店周辺
アニメ2期第19話で、海夢がちょっと太ったことを指摘されて帰宅中に悩みながら歩いている場所がさいたま市大宮区の「ポンメガネ大宮店」周辺だ。このガラスに映った自分の姿に海夢が取り乱してしまい、ダッシュで家に帰ることになる。夜だったのでガラスに自分の姿がはっきりと見えたのだろう。
このポンメガネ大宮店は、JR大宮駅から徒歩10分ほどの場所にあるが、路地が入り組んでいるので事前に道をチェックしてから向かうようにしよう。

海夢の自宅があるのが大宮駅周辺。細い道が多いので迷わないように!(筆者撮影)
【更新】■大宮公園
アニメ2期第19話で、五条と海夢がポートレート撮影を行った印象深いシーンはさいたま市大宮区にある「大宮公園」。アニメ内では公園内の風景や案内板、ベンチなどとても細かく再現されていて、アニメを見てこの公園を訪れれば思わず“ここだっ!”と確信してしまうことだろう。
さらに、この大宮公園をアニメの時系列順に辿っていくと、五条と海夢は東武野田線「大宮公園駅」から大宮公園に入り、東武野田線「北大宮駅」へ向かったことがわかるところも痺れる演出である。また「大宮公園」と書かれている園名板が“こんなに大きいのか!”とわかったのも聖地巡礼ならでは……。
大宮公園の最寄り駅は、先程の東武野田線「大宮公園駅」から徒歩5分ほど。作中と同じルートを通りたいなら、こちらから行くのがおすすめだ。
ちなみに、この大宮公園のシーンはスマホで3Dスキャンしてモデルを作ってから製作されたとのこと。再現度の高さも納得だ。
着せ恋19話、
海夢が大宮公園の縁石を歩くシーンの背景は山本副監督の相談を受けて3Dのカメラマップで作成しました。
3Dの作業はCGチーフの祐信さんが担当していただきました。
こちらの動画はロケハンの時、私がスマホでその場所を3Dスキャンしてから作ったプロトタイプです。#着せ恋#着せ恋アニメ pic.twitter.com/e1pQyrEPEn— 任杰@アニメCG (@licht_fullmoon) August 16, 2025
(任杰@アニメCGXより引用)







大宮公園はアニメ2期でも屈指の超美麗シーン。「大宮公園」と書かれている園名板がこんなに大きいなんて!(筆者撮影)
【更新】■二子玉川ライズ
アニメ2期第20話のラストで、海夢がコスプレ友だちのジュジュに電話を掛けるが、その際にジュジュがいた場所が世田谷区の「二子玉川ライズ」。二子玉川ライズは巨大なショッピングモールで最寄り駅は東急「二子玉川駅」。駅直結の施設だが、非常に広いため聖地の場所へは改札から徒歩3分ほどかかる。アニメ内では渡り廊下や階段が綺麗に再現されていて、ジュジュが座っていたベンチも実際に確認することができるぞ。


ジュジュたち家族が買い物に来ていた二子玉川ライズは巨大なショッピングモールだ(筆者撮影)
【更新】■ドン・キホーテ大宮東口店
アニメ2期第21話で、五条が海夢の家に泊まる際に買い物に行ったのがさいたま市大宮区の「ドン・キホーテ大宮東口店」。アニメ内のセリフでも「ドンキにいるもの買いに行こ」と言っているので、海夢の家から近いドンキなのだろう。
店内でのシーンではBGMにドン・キホーテで流れている「Miracle Shopping ~ドン・キホーテのテーマ~」が使用されたため話題となった。
21話のエンディングテロップにて“協力:ドン・キホーテ大宮東口店”と記載があったことから、聖地だと判明。その後、アニメ制作スタッフのXにて事前にロケハンをしていたこともわかり、今では人気の聖地となっている。最寄り駅はJR「大宮駅」で、東口から徒歩数分で到着するほどエキチカだ。


お泊りで買い物に来たドン・キホーテ大宮東口店。店内の雰囲気もアニメでしっかり再現されている(筆者撮影)
【更新】■大宮門街周辺
アニメ2期第22話で、いろいろあって落ち込んでいる海夢が帰宅中に通る場所が「大宮門街」周辺。大宮門街の特徴的な外に続くエスカレーターが見えるので、この場所だとすぐにわかるのだ。大宮門街はJR「大宮駅」から徒歩5分ほどの複合施設で、オフィスと店舗が入っている。


大宮門街は低層階に飲食店やクリニック、上層階はオフィスに分かれている新スポット(筆者撮影)
【更新】■A STUDIO周辺
アニメ2期第23話で、「棺」の合わせを撮影したスタジオは、神奈川県横浜市にある「A STUDIO」がモデル。メイクルームも再現されているらしいので、着せ恋ファンが実際にここで撮影を行うのもありだ。
また、A STUDIOの近くの「早渕川」周辺も作中に登場する。とくに、稲板橋は赤く特徴的な形状をしているのでスタジオに向かう途中で見つけることができるだろう。A STUDIOは、横浜市営地下鉄グリーンライン「高田駅」から徒歩15分ほどかかる。






A STUDIOは実際に撮影ができるスタジオなので、ここで着せ恋コス撮影が可能だ(筆者撮影)
■東武アーバンパークライン岩槻駅
主人公の五条の家は、東武アーバンパークライン「岩槻駅」が最寄り。そのため、作中ではよく岩槻駅がよく登場する。
マンガでは雛人形の制作で有名な都市として紹介されており、当初から岩槻が着せ恋の聖地だと判明していた。アニメでは頻繁に繁華街がある岩槻駅東口側が登場している。
東武アーバンパークライン岩槻駅へは、JR「大宮駅」から東武アーバンパークラインへ乗り換え、普通列車なら5駅目、急行列車なら1駅目で到着する。



岩槻は人形で有名な都市ということで、駅施設のいろいろなところに雛雛人形が描かれている(筆者撮影)
■愛宕神社付近の東武アーバンパークラインの踏切
五条の通学シーンで登場する岩槻駅近くにある「愛宕神社」付近の踏切。アニメでは聖地そっくりに描かれており、見た瞬間に“ここだ!”と分かるほど。このあと紹介する聖地と合わせれば、毎日の通学路がなんとなく分かるだろう。下写真の踏切は岩槻駅から徒歩3~4分でたどり着けるぞ。

幹線道路の踏切なので意外と交通量が多い踏切。岩槻駅が近いため踏切の閉まっている時間も長めで、渋滞することも……(筆者撮影)
■東武アーバンパークラインの線路下の通路
岩槻駅の線路をくぐる線路下通路は通学シーンで登場する。ここもアニメで忠実に描かれており、現地で目にするとかなり感動する。高さ制限は2メートルしかなく線路の下を無理やりくぐるような狭い道路なので、車で通り抜けるのはやめたほうがいいかもしれない……。
この線路下の通路は岩槻駅から徒歩5分ほどの場所にあるが、住宅地で路地が入り組んでいるためとても迷いやすい。しっかりと下調べしてから行こう。

高さ制限が2メートルしかない低い生活道路。踏切で止まりたくない住民がここを使っているのだろうか?(筆者撮影)
■株式会社 公司人形
五条の実家の外観モデルとなっているのは、さいたま市岩槻区にある老舗の人形工房「株式会社 公司人形」の建物だ。建物の雰囲気や看板などがマンガやアニメでしっかりと描かれているため、地元の人でなくてもすぐに気づくだろう。
工房の隣には雛人形の直売場があるので気にった人形を購入することも可能だ。ただし、公司人形は住宅街のど真ん中にあるので、周辺住民の迷惑にならないように気を付けたい。
公司人形は岩槻駅から徒歩10分程度でたどり着ける。大通りからは看板があるので、これを目印にすれば迷うことは少ないだろう。
●株式会社公司人形は→こちら


公司人形は住宅地にあるが、駅前から続く通りを真っすぐ進んで看板を目印に曲がって路地に入れば、意外と簡単にたどり着ける(筆者撮影)
■株式会社 鈴木人形
「株式会社鈴木人形」は作中には登場しないが、原作のマンガ制作の際に協力してくれた人形店で、エンディングにはしっかりクレジットされている。着せ恋ファンならぜひとも立ち寄ってみてほしい。筆者は土曜日に訪れたためお店は閉まっていたのが残念だった。鈴木人形は岩槻駅から10分程度の場所にあるが、こちらも住宅街のど真ん中なので静かに訪れたい。
●鈴木人形公式サイトは→こちら

マンガ制作に協力した鈴木人形がこちら。作中に外観などは登場しないので、聖地としてはかなりマニアックかも……(筆者撮影)
■千葉県立柏の葉高等学校
五条と海夢が通う高校のモデルとなっているのが「千葉県立柏の葉高等学校」。校門や学校の周辺の歩道がアニメでも描かれている。通学中の学生が多いので訪問する際には十分気をつけよう。最寄り駅はつくばエクスプレス「柏の葉キャンパス駅」で、駅からは徒歩15分ほどでたどり着ける。



校門の雰囲気や周辺の通学路の再現度がかなり高め! 写真は五条がこそこそと隠れていた通学路の曲がり角である(筆者撮影)
■ホテル0
さいたま市浦和区にある「ホテル0」は、五条と海夢がコスプレ撮影を行ったラブホテルのモデル。外観が同じなので分かりやすい聖地だ。ただし、モデルとなっているホテル0は本物ラブホテルなので、撮影するときは細心の注意が必要だ。ホテル0の最寄り駅はJR「浦和駅」で、駅からは徒歩5分程度の線路沿いにある。

モデルとなった「ホテル0」は本物のラブホテル。写真を撮る時は利用者のプライバシーに十分配慮して素早く撮影しよう(筆者撮影)
■JR新三郷駅
五条と海夢たちがコスプレ撮影のスタジオロケハンをするために集合した駅がJR「新三郷駅」。待ち合わせシーンで登場しているため、駅周辺の風景がアニメで描かれている。駅近くのデザインマンホールやバス停の様子など、アニメで新たに登場したスポットも多いので、見て回るのも面白い。
ちなみに、五条たちが作中で行った廃病院スタジオも聖地として実際にあったのだが、現在は解体されてしまい建物は無くなっている。
JR「新三郷駅」は、駅前にIKEA(イケア)、COSTCO(コストコ)、ららぽーとなどの大型ショッピングセンターなど立ち並ぶ新興住宅地。JR「南浦和駅」から武蔵野線で20分程度で到着するぞ。





アニメでは夕方の薄暗い風景だったが、撮影時間も日没直後ということもあり似たような雰囲気となった。駅近くにあるデザインマンホールは必見!(筆者撮影)
イメージ写真は筆者撮影
編集・ライター。アニメやゲーム、ニコニコ動画関連書籍の編集に携わり、今ではオーディオ、生活雑貨、マネーなどさまざまなジャンルに手を広げている。コミックマーケットには一般・サークルでの参加経験あり。趣味はゲーム、マンガはもちろん映画鑑賞も。一人旅も好きで移動方法は主に鉄道(乗り鉄)である。






















